2022年9月より「減量・代謝改善手術」はじめました

◇「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」とは
そのような背景下、近年日本でも高度肥満症に対する治療法が見直され、内視鏡下による外科的手術が行われるようになりました。中でも「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」は先進医療として承認され、保険適応されていることより、当院においても積極的に取り組むこととなりました。
◇どのような手術、治療法?


〖手術適応対象者〗
◆BMI35以上の高度肥満がある◆糖尿病•高血圧症•脂質異常症•睡眠時無呼吸症候群を合併している
◆6か月以上の内科治療によっても十分な効果が得られない
◇糖尿病内分泌内科と外科とのコラボレーション外来を開始。
当院では、2022年9月より高度肥満症に対する減量•代謝改善手術を開始しました。外科、糖尿病内分泌内科、神経精神科の医師、臨床心理士、管理栄養士、理学療法士並びに看護師と専門職種にてチー厶を立ち上げ治療に当たっています。通常は診療科単位で外来枠を設け、各診療科の医師が外来を担当しますが、減量・代謝改善手術では、外科専門医と糖尿病 内分泌内科専門医がタッグを組み、外来を担当します。総合病院として、安全にかつ安心した治療にあたれるよう、日々研鑽を重ねています。
