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肝胆膵

担当スタッフ:森本修邦(日本肝胆膵外科学会高度技能指導医)
       大橋朋史

 

肝胆膵悪性腫瘍について

肝臓がん、胆道がん、膵臓がんに代表される肝胆膵の悪性腫瘍は、治療が難しく、その予後は良好とは言えません。外科治療(切除術)においては、侵襲が大きく、根治切除が行われても、再発の可能性の高い疾患です。そのため、手術だけでなく化学療法(抗がん剤)や放射線治療を含めた集学的治療で予後向上を目指しています。

 

当院で扱う疾患

胆石症、胆嚢炎、肝嚢胞、膵嚢胞、脾腫などの良性疾患から肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどの悪性疾患。当院では日本肝胆膵外科学会認定の高度技能指導医が、責任を持って全ての肝胆膵領域の良性・悪性疾患の治療を行っています。

 

当院のポリシー

癌の進行度と患者様の耐術能を総合的に評価し、他診療科医師、がん看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士などの多職種で連携し、患者様にとって常にベストの医療を選択できるように心がけています。

 

肝臓がん(原発性・転移性)に対する当科の治療方針

① 原発性肝がん(肝細胞がん・胆管細胞がん)の治療

•消化器内科と相談し、肝機能が良好でラジオ波焼灼術が難しい場合に手術を行なっています。

 

② 転移性肝がん(大腸がんからの転移など)の治療

•腫瘍数が1個の場合、手術を第一選択。
•複数の場合、抗がん剤治療後に手術。
•肝臓全体に転移が広がっていて手術が難しい症例も抗がん剤治療後に手術が可能になるケースもあります。

 

肝がん手術について

•肝臓がん手術は腹腔鏡下肝切除術を第一選択としています。
•各種検査による術前肝機能の評価のもと、VINCENT(3D画像解析ソフト)による残肝容積、切除率の算出、切除ラインのシミュレーションを行っています。


 

VINCENT(3D画像解析ソフト)を用いた術前シミュレーション

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•66歳男性 B型肝炎 肝硬変原発性肝がん ラジオ波焼灼術後局所再発
S8: 2.1cm S7/6/1: 2.2cm


 

腹腔鏡下肝切除術について

•開腹手術に比べ、傷(創部)が小さいので、術後疼痛が軽減されます。そのため回復が早く、入院期間も短くなります
•術後入院期間:開腹手術 10-14日
腹腔鏡手術 5-7日

 
 
 

肝切除術の創部の比較

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*患者様の許可を得て撮影しています。

 

腹腔鏡下肝切除術の手術風景

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膵臓がんの当科の治療方針

① 血管浸潤を伴わない場合

•手術を第一選択としています。
•術後に再発予防のため抗がん剤治療を6ヶ月施行します。
 

② 血管浸潤を伴う場合

•抗がん剤治療を第一選択としています。必要に応じて放射線治療も同時に行います。
•治療効果を認め、肝転移などの遠隔転移を認めない場合には手術を施行します。
•術後に抗がん剤治療を6ヶ月施行します。
 

膵臓がん手術について

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膵臓は膵頭部・膵体部・膵尾部に分かれており、腫瘍がある部位によって術式が異なります。

 

 

腫瘍が膵頭部にある場合

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腫瘍が膵体部から膵尾部にある場合

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腹腔鏡下膵体尾部切除術について

適応疾患

膵臓体部から尾側に存在する早期膵癌や膵神経内分泌腫瘍(NET)、膵嚢胞性疾患(IPMN,MCNなど)。
•良性腫瘍の場合、可能であれば脾臓を温存しています。
•開腹手術に比べ、傷(創部)が小さいので、術後疼痛が軽減されます。そのため回復が早く、入院期間も短くなります。
術後入院期間:開腹手術 10-14日
腹腔鏡手術 7日

 

胆石症(胆嚢結石・総胆管結石)に対する当科の治療方針

•胆嚢結石症に対しては、腹腔鏡下胆嚢摘出術(以下、ラパ胆と略記)を第一選択としています。壊死性胆嚢炎や上腹部の開腹手術(がん手術など)の既往がある場合も、まずは腹腔鏡で観察して可能であればラパ胆を施行しています。
•また、若年者や女性の場合は単孔式のラパ胆(創部が臍部1ヶ所で整容性に優れています)も施行しています。
•進行胆嚢がんが疑われる場合は最初から開腹で手術を行っています。

 

急性胆嚢炎に対する当院の治療方針

•原則として早期に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行します。
•必要に応じて術中胆道造影を行い、遺残結石や胆管損傷の有無を確認しています。
•超高齢者や重症合併症などで手術が出来ない場合は、抗生剤や経皮的胆嚢ドレナージなど手術以外の治療法を選択します。

 
最終更新日:2020年5月29日
 
 
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