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眼科

スケジュール  担当医

当科では白内障、緑内障、ぶどう膜炎、網膜剥離、加齢黄斑変性、糖尿病性網膜症、網膜動静脈閉塞症、弱視・斜視、視神経炎、視神経症など、広い範囲の眼科疾患に対する治療を行っています。また熟練した視能訓練士による眼科検査やここ数年で刷新した検査機器や手術機械により、患者さんの病気の状態把握に必要な検査を速やかに行い迅速な診断・的確な治療へと役立てております。

ぶどう膜炎診療においては診断・炎症評価が重要ですが、2020年に導入した広角眼底カメラ(Zeiss社CLARUS700)用いることにより、網膜全体の炎症の把握が容易となり、同じく2020年に導入したレーザーフレアセルメーター(コーワ社 FM-600α)を用いて炎症の程度を数値化し、治療効果を客観的に評価するようにしています。ぶどう膜炎は原因特定が困難な場合もありますが、積極的に、前房水を採取しmultiplex PCR法による微生物DNAの同定し、硝子体生検による細胞診・サイトカイン測定を行うなど、原因解明に努めております。難治性ぶどう膜炎に対しては生物学的製剤(ヒュミラ、レミケード)やネオーラルなどの免疫抑制剤を用い、眼内悪性リンパ腫に対してはメトトレキセート硝子体投与を行うなど最先端の治療を行っております。また、ぶどう膜炎に合併する白内障、緑内障、黄斑前膜は治療が難しいことが多いですが、手術のタイミング、術式の選択などを適切に行い、視機能の向上・温存につなげることに注力しております。

網膜疾患に関しましては、網膜剥離、黄斑上膜、黄斑円孔、硝子体出血、眼内レンズ合併症など硝子体手術が必要な疾患に対し、予定、緊急を含め、積極的に手術を行っております。
メディカル網膜の分野にも力を入れております。2022年1月より最新のOCT(ニデック社RS-3000 Advance2)を導入し、OCT-Angiographyも行えるようになりました。低侵襲により的確な診断が可能となりました。加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、近視性脈絡膜新生血管などの網脈絡膜疾患に対して病態評価を行い、抗VEGF薬の硝子体内注射、網膜光凝固術などの治療を行っております。

緑内障診療も積極的に行っております。眼圧上昇や視神経障害の起こる原因を正確に特定することにより、より安全で確実な治療が可能になり、不必要な治療を避けることができます。現在のところ、眼圧下降が唯一の医学的根拠のある緑内障治療です。当院では入院による眼圧日内変動測定を行っており、必要な場合患者さんに1泊2日で入院していただき、3時間おきに眼圧を測定し眼圧の日内変動を調べることを行っています。そして患者さん一人ひとりに進行を予防できる可能性の高い目標眼圧を設定し、その眼圧レベルに至るために、点眼治療、SLTなどのレーザー治療、手術治療と最善の治療を選択しています。

小児眼科については、下條医師の退職に伴い、火曜の午後のみ引き続き斜弱・神経眼科の診察を行っております。地域連携室を通じてご紹介をお願い致します。緊急の場合や手術症例は当院では対応できかねますので他院へのご紹介をお願い致します。ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。
その他の疾患についても、最先端の医療を安全に提供することをモットーにスタッフ一丸となって積極的な治療に取り組んでいます。手術以外でも各専門外来担当医師があらゆる患者さんのご相談にお答えするよう努めておりますので、是非ご相談ください。

各種手術について

白内障手術

白内障手術は、日帰りまたは短期入院での手術を選択することができます。2022年春に最新の手術機械(Alcon社CENTURION® Vision System with ACTIVE SENTRY)を導入し、従来機械に比べ手術中の眼内圧を緻密にコントロールすることが可能となりました。低侵襲で合併症の少ない手術により、早い社会復帰を目指しています。
乱視矯正効果のある眼内レンズも使用しています。多焦点レンズは現在のところ当院では取り扱っておりません。

硝子体手術

最新の広角観察システム(OCULUS社BIOM5)、硝子体手術装置(Alcon社CONSTELLATION)を使用し、最小サイズの切開創(約0.5mm)で行うため、手術時間、入院期間は短く、疼痛、違和感、充血といった症状も軽減されています。

緑内障手術

当院では緑内障手術は線維柱帯切除術や線維柱帯切開術(360度スーチャートラベクロトミー)を中心に行ってまいりました。2021年より低侵襲緑内障手術(マイクロフックロトミー)の手技を導入することで手術適応が拡大し、幅広い緑内障症例に対して合併症が少なく効果的な緑内障手術を行うことが可能となりました。日帰りまたは短期入院での手術となり、白内障手術と同時に行うことも可能です。

その他外来手術

翼状片、結膜弛緩症等の外来小手術も随時行っております。

新規導入機械

◎2022年4月白内障手術装置(Alcon社CENTURION Vision System with ACTIVE SENTRY):最新技術により灌流圧センサーを内蔵した超音波ハンドピースを搭載しているのが最大の特徴。術中全ての瞬間において高い前房安定性と一貫した眼内圧を維持することで低侵襲かつ高効率な手術を提供します。

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◎2022年1月OCT(ニデック社RS-3000 Advance2):OCT-Angiographyにより、非侵襲で網膜毛細血管を各層別に観察可能です。

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◎2020年広角眼底カメラ(Zeiss社CLARUS700):自然な色合いの超広角画像を高画質で取得し、蛍光眼底造影撮影も行うことができます。

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◎2020年レーザーフレアセルメーター(コーワ社 FM-600α)
ぶどう膜炎診療ではレーザーフレアセルメーターを用いて炎症の程度を数値化し、治療効果を客観的に評価するようにしています。

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      最終更新日:2022年4月22日
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