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泌尿器科

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診療指針

 泌尿器科は、腎臓・尿管・膀胱・尿道の尿路、前立腺・精巣などの男性生殖器、副腎などの病気を診断・治療する診療科です。人口の高齢化に伴って前立腺疾患や各種の泌尿器がんが増えてきていますが、その他にも小児から高齢の方に至るまで男性・女性を問わず腎・尿路の病気について診療させていただくのが泌尿器科です。
 近年では、患者さんの高齢化に伴って泌尿器科以外の疾患を併せ持っておられることも多く、他の診療科と横断的に協力しつつ、患者さんの体全体を診療するというチーム医療も大切にしています。
 当院の泌尿器科の歴史は旧く、早い時期から泌尿器科の看板を掲げてきました。当科では、狭い泌尿器科対象疾患をさらに細かく専門化することなく、泌尿器科守備範囲の病気全体の診療に鋭意努力しています。交通のアクセスも良く、大阪府はもとより広く近隣の府県からの患者さんも来訪されています。

特徴

泌尿器科学会教育認定施設
●泌尿器科専門医・指導医2人・専門医1人
 当院泌尿器科では、非常にまれで特殊な専門性を必要とする疾患以外、すべての泌尿器科疾患の診療を行っています。主な疾患は、腎臓がん・腎盂尿管がん・膀胱がん・前立腺がん・精巣がんなどの泌尿器がんのすべて、尿路結石症、前立腺肥大症やその類縁疾患、神経の異常による排尿異常(神経因性膀胱)、尿失禁、小児を含む尿路奇形、副腎や副甲状腺などの内分泌疾患、尿路感染症などが中心です。怖がったり、恥ずかしがったりせずに泌尿器科の病気の心配があれば、早めにご相談下さい。患者さんのご意向を反映しつつ適切な治療法を一緒に考えてみましょう。
 血液透析は当院の腎臓内科が担当しています。
 紹介予約をお取りでない初診患者さん以外は、すべて予約制で診療しています。ただ、初診の患者さんやセカンドオピニオンを求められる患者さんの診察も再診診療の間に入ってきますので、予約時間通りに診療できないことがあります。この点は、ご了承下さい。
 一年間の手術件数は体外衝撃波砕石術や前立腺針生検・レントゲン下小手術などを除いて約200例超で、各種の泌尿器科がん・前立腺肥大症・内分泌外科関係などの手術を多く行っています。
 尿路結石の体外衝撃波砕石術は短期入院で行っています。
 最近は、前立腺がんの疑いのある患者さんが多く(前立腺特異抗原:PSAの上昇が見られる方)、前立腺針生検を1泊2日でおこなっています。
 腎・副腎の手術は主に腹腔鏡を使った鏡視下手術による低侵襲治療を行っています。
 腎臓内科、大阪大学泌尿器科とタイアップして、2006年から生体腎移植を行っています。近年全国的に増加している血液型不適合腎移植も実施しています。
 当院では消化器外科や婦人科などの腹部臓器を扱う診療科との合同手術など、各診療科の枠を超えた横断的医療も積極的に行っています。
 物理的に余裕がありませんので、美容外科的な包茎手術や避妊目的の精管結紮術(パイプカット)はご遠慮願っております。

当院の術後5年生存率(全ステージで)
腎癌: 88% (70-80%)
腎盂尿管癌: 73% (65-75%)
膀胱癌: 48% (40-65%)
前立腺癌: 100% (96-98%)
※カッコ内は他施設の成績
インフォームドコンセント
 当科では患者さんに病状と治療法を充分に説明します。患者さんにもこれを充分にご理解いただいて「説明と同意」(インフォームドコンセント)にのっとって診療をおこなっています。病気を治すのは、私どもと患者さんの共同作業だからです。
セカンドオピニオン
 複雑な疾患では他の病院の診断結果・治療方針に対する第二の意見(セカンドオピニオン)にもお応えできるよう態勢体勢を整えています。セカンドオピニオンをお求めの際には、その疾患に関する紹介状・レントゲンフィルムなどの判断材料をお借りになってご来院下さい(どこの病院でも紹介状は書いてくれますから、セカンドオピニオンを求めるためとはっきり言ってお願いして下さい)。
 また、当院の泌尿器科の診断や治療方針について他の病院にセカンドオピニオンをお求めになられることも尊重しています。
 かかりつけ医(ホームドクター)をお持ちになるようお勧めします。
 ホームドクターの専門診療科にかかわらず、当院では地域中核病院としてホームドクターからの紹介や当院からのホームドクターへの医療情報連絡を通じて、当院で行わなければならない診療とお近くのホームドクターにお願いできる診療の分業を患者さんのご負担と利便を考え推進しています。かかりつけの先生を通じて初めてのご受診の際には初診の予約をとることも可能です。
 当院受診の際には是非ともご自分のお体の問題や服用されているお薬の情報を診療情報提供書としてご持参下さい。手術や処置・検査に危険を及ぼすお薬が処方されている場合が多々ありますので、そのような危険性を避けるために必要です。
 個人情報の保護については、全病院的に情報の使用目的を限定し、また、他の目的に使用せざるを得ない場合には、個々の患者さんのご同意を条件としております。

外来・領域・専門外来

 当科では泌尿器科疾患を細分化せずに、広く泌尿器科全般の疾患をスタッフ一同で取り扱うようにしています。
 ただし、非常に特殊な疾患や、新生児の手術などは、しかるべき病院にご紹介いたします。また、専門外来については、スペース・医師数の関係で特に設けていませんが、判断の難しい疾患についてはスタッフ一同でカンファレンスを行って詳細に検討しています。

お知らせ

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最終更新日:2021年3月11日
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