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リウマチセンター開設にあたって

JCHO大阪病院
整形外科主任部長・リウマチ科主任部長
大脇 肇

関節リウマチの治療はこの10年あまりに大きく様変わりしました。生物学的製剤(分子標的治療薬)をはじめとする新しい治療薬が次々と導入されて、患者様の疾患活動性がかなり制御できるようになり、進行を抑えることも困難ではなくなりました。痛みをやわらげるだけの治療から、長期的予後の改善を目指す医療に大きく舵が切られ、いわゆるパラダイムシフトと呼ばれる変革が起きました。寛解(関節リウマチにおいては、投薬を行いながら、炎症反応や関節の腫れがない状態を言います)が目標となり、早期から積極的に治療を行うことにより関節破壊を予防することも可能となってきました。
一方、関節リウマチの原因は未だに不明であり、病気を直して薬を止めるところまでは今でもほとんどできないため、高い薬価による経済的負担が問題になります。また、生物学的製剤も基本的には免疫を抑える薬剤であるため、効果が出るほど感染症の危険が増えるという根本的な問題が残されています。したがって、治療を行う上で専門性の高い総合的な医療が必要となります。
当センターでは、関節病変の把握に習熟している整形外科医が診療に当たり、早期診断につとめ積極的に投薬加療を行い関節破壊進行の予防を目指します。また、一口に関節リウマチといっても、個々の病状には大きな差があり、積極的に最新薬物療法を勧めた方が良い場合もあれば、効果よりも安全性を重視して慎重に治療を進める必要がある場合もあります。さらには、薬物療法よりも手術療法を先に行った方が良い場合もあり、整形外科医ならではの判断によって、治療方針を立てます。
社会の高齢化に伴い、関節リウマチの患者様の平均年齢も高くなる傾向にあり、肺疾患や糖尿病などの合併症を伴っている場合も珍しくありません。また、薬剤の効果が強くなると同時に内科的副作用の心配も増えています。当センターでは内科の各専門分野の医師との緊密な連絡をとれる体制をとってそのような事態に備えています。また、医療福祉制度の積極的な運用にて経済的負担の軽減を図っています。
当院の整形外科は各分野の専門医を擁しており、関節リウマチの患者様の手術に際しては各専門医が手術を行いますが、手術頻度が高い膝や足関節、足部の手術はリウマチ専門医が習熟しているため手術を担当します。低侵襲人工膝関節置換術や高度に変形した足に対する手術は高い評価を得ています。
今後も患者様がより良い生活を送れますように、努力を惜しまず診療に邁進していく所存です。

リウマチセンター

最終更新日:2015年5月15日

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