独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院

当院について

病院長挨拶

病院長ごあいさつ

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2020年4月より前任の山崎芳郎病院長の後を継ぎ、JCHO大阪病院の病院長に就任しました西田俊朗です。7年間程、関東にある国立がん研究センター東病院と、それに引き続き中央病院で病院長をしていたため、少し大阪を留守にしておりました。これから宜しくお願い申しあげます。

独立行政法人地域医療機能推進機構(Japan Community Healthcare Organization: JCHO)大阪病院は、1952年8月に大阪福島の地に開設した歴史と伝統のある大阪厚生年金病院を基盤としています。2014年に厚生団・全社連・船保協会加盟の全国57病院がJCHOとして一つになり、当院も、地域の医療を支え、公衆衛生の向上、住民福祉の増進等に貢献するより公的な性格を有する病院群(JCHO)の一員として生まれ変わりました。時をほぼ同じくして、2015年5月にJCHO大阪病院は、装いも新たに念願の新病院を開院しました。

新JCHO大阪病院は、大阪厚生年金病院が開設以来培ってきた様々な絆~地域と病院、患者さん・ご家族と職員、各種の団体や組織と病院、そして病院で高度なチーム医療を提供する医療職同士の固い絆を継承すると共に、患者安全や危機管理の能力を高め、質の高い医療を地域に届けて参りました。これからも最良の診断や最高の治療を求める患者・家族の皆さんに、最新で最適な医療を提供し、JCHOの理念である「地域住民・行政・関係機関と連携し、安心して暮らせる地域づくり」に貢献してまいりたいと思います。JCHO大阪病院は、地域医療支援病院であり、救急指定病院・大阪府がん診療拠点病院・災害拠点支援病院でもあり、5疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、DM等の生活習慣病、精神疾患)4事業(救急医療、小児医療、災害医療)にはこれまで以上に力をいれて参ります。また、当院は、トップクラスの臨床研修病院として、豊富な臨床経験と心豊かでリテラシーの高い指導層の下、優秀な医療者の育成にも携わっております。加えて、地域に新しい医療を届け、より良い次世代の医療を開発するため、前職の国立がん研究センター東病院並びに中央病院での経験やネットワークを活かし治験や臨床研究にも携わって参りたいと考えております。皆様のご理解とご支援をお願い申しあげます。

今医療の世界では、地域医療構想、医師・医療従事者の働き方改革、そして医師偏在対策の「三位一体」改革が進みつつあります。日本の人口構成や経済状況、テクノロジーの環境が大きく変わる中、病院や医療には、これまでとは全く違う展開やイノベーションが求められています。この大きな医療のうねりを乗り切り、今後も益々発展する病院になるよう皆様と協力して職員一同全力で取り組んで参りたいと思います。

今後とも皆様方のあたたかいご支援とご助言を心よりお願い申し上げます。

独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院 病院長 西田 俊朗

最終更新日:2022年10月15日