包括同意について

はじめに
当院では、急性期病院として地域に先進的医療を提供しております。

私たちは診断や治療などの診療にあたり、治療方針ならびにその内容を、患者さん・ご家族の方と医療従事者との間で共有することは大切なことだと考えております。

診療を進める際に、以下の項目について説明が記載されています。

   1.がん登録について

   2.病理検体の取り扱いについて

   3.NCD（エヌシーディー）について

外来受診時あるいは入院時に、内容を理解いただいたうえで、患者さんならびにご家族の方からの意思表示をお願いしております。

なお、同意がいただけない場合においても、患者さんに不利になることは一切ございません。ご安心ください。

上記、包括同意（当院の各診療科に共通する患者さんへのお願い事項）について不明な点があれば、当院ホームページ委員会（医療情報部内、内線2634）にご連絡ください。

医師の働き方改革について

当院をご利用いただいている患者さん・ご家族の皆様方には、日頃から当院の運営に多大なご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。

厚生労働省は平成２９年８月に「医師の働き方改革に関する検討会」を設置し、当院を含め全ての病院に医師の働き方を根本的に改善すること求めています。

医師の働き方改革については、病院の労務改善努力も重要ですが、加えて、患者さん・ご家族や地域住民の皆様の当院の医療や医師の働き方に対するご理解が欠かせません。高齢化が進む今日、当院は引き続き継続的に、安心で安全な質の高い医療サービスを地域の皆様に届けて参りたいと考えております。

そこで患者・ご家族の皆様に以下のおねがいを申し上げます。

１   病状説明や処置を主治医、担当医以外の医師が行う場合があります。複数主治医制を導入しチーム医療を推進、医師間で情報共有し医療の質を高めるとともに個々の医師の負担を軽減します。また病状説明も適正に行います。

２   病状説明は平日時間内に実施します。 予定手術の術前説明など緊急性のない病状の説明はできるだけ、平日９時から １７時までの時間内にさせていただきます。時間外に発生した病状に関する説明や 緊急手術の説明などやむを得ない事情がある時は、この限りではありません。

以上、何卒、ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和３年５月３１日　　

JCHO大阪病院長　西田　俊朗