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各検査室の紹介

採血・採尿受付

自動受付機のご案内

通常の採血・採尿・検査用検体(尿・便・喀痰など)の受付は自動受付機で行っています。

受付
自動受付機
採血・採尿・各種検査(便・喀痰)の受付の流れ
  • 受付には採血・採尿案内票が必要になります。
  • 採血受付横にあるピンク色の自動受付機に案内票の左上にあるバーコードをかざします。
  • 発行された採血室整理券(ピンク色)を受け取り、外待合でお待ちいただきます。
  • 外待合の電光掲示板に整理番号が表示されたら、中待合に移動します。
  • 中待合の電光掲示板に整理番号がもう一度表示されるまで、採血のご準備(上着を脱いだり等)をしてお待ちいただきます。
  • 番号が表示されましたら、表示された番号の採血台で採血となります。採尿のある方は採尿コップを採血時にお渡しいたします。

採血室

採血室

採血室は、血液検査をする上での最初の出発点となり重要な役割を担っています。そのために臨床検査技師5名と事務員1名で、各科外来患者さん(生後6ヶ月以上のお子さんからお年寄りまで)の血液検査のための採血を行っています。少しでも患者さんの負担を軽減するために、最新の検査機器を使用し、採血量が少なくなるように努力しています。

採血時には、誤認防止のためにご本人確認をさせていただきます。採血後には、必ず採血部位を5分くらい押さえて下さい。また、採血したほうの腕で重い荷物を持ったり、杖をついたりされますと再び出血する可能性がありますので、採血後20~30分は注意して下さい。

検体検査 一般検査部門

検体検査 一般検査部門

一般検査部門では主に尿検査と便検査を行っています。
尿や便は血液と違い比較的容易に採取ができます。その上、尿には多種多様な物質が含まれており、鋭敏に体の変化を反映します。そのため、腎臓や尿路系の異常以外にも様々な疾患の診断に欠かせない検査です。
その他にも、体腔液(脳脊髄液、 胸水、腹水、関節液など)の検査も行っています。

尿検査

定性検査 尿中の蛋白や糖、潜血などの成分を試験紙で検査します。

食事や薬剤、運動などの影響を受けるので、問診や他の検査と組み合わせ

総合的に評価します。
沈渣検査 尿中の有形成分を顕微鏡で調べます。

赤血球や白血球、上皮細胞などの有無や数の増加を見ます。

腎臓や尿路系の病気の診断に重要な検査です。

便検査

便潜血検査 便の中に血液が混じっていないかを調べる検査です。

目では確認できないくらいの微量な血液を検出することは、大腸癌発見の手がかりとなります。
寄生虫検査 便中の寄生虫卵や虫体の検査をします。

最近では、海外旅行先での感染や自然食ブーム、ペットブームなどによりさまざまな寄生虫感染症が注目されています。

検体検査 血液検査部門

血液検査部門で行われている検査は、おもに血液学検査と出血・凝因検査です。
血液学検査はおもに、初診時に尿検査と共に必ず行うスクリーニング検査であり、血液疾患の診断や経過観察、貧血、感染症、出血等がある場合に行わ れます。
出血・凝因検査は、出血性の疾患や血栓症の原因や病態の把握、治療効果を判断するために用いられたり、術前の止血機能を確認するために行われます。

血液検査部門
血液検査部門
血液検査部門

血液学検査

血液一般検査 赤血球:ヘモグロビンを含み減少すると貧血になり組織の酸素不足を招く。

ヘモグロビン:鉄を含み酸素供給の中心的な役割をする。減少すれば貧血になる。

ヘマトクリット:血液全体に対する赤血球容積の割合。貧血時に減少する。

白血球:急性の感染症、癌、白血病などでその数または質が異常をきたす。

血小板:血管が破れて出血したとき、止血に必要。減少すると止血困難になる。

MCV・MCH・MCHC:赤血球の容積、ヘモグロビンの量や濃度をあらわし、貧血の指標となります。
血液像 白血球の数に異常がある時、その成分を染色して異常の有無を見る。
骨髄像 血液一般また血液像で異常があれば血液生産組織である骨髄を穿刺し、

細胞の成分また異常細胞の有無などを染色して検査する。

出血・凝固検査

出血時間 血小板の数・機能または血管の機能をみる検査で、異常時には延長する。
APTT 内因系の凝固機能を反映し、血友病などで異常値を示す。
PT 外因系の凝固機能を反映し、各種止血異常や肝疾患などで異常値を示す。
フィブリノーゲン 止血に関与する重要な成分です。
FDP・Dダイマー 重篤な止血異常を示す播種性血管内凝固症候群(DIC)などで高値を示し、

血栓傾向、癌などでも異常値がみられる。

検体検査 生化学・免疫血清検査部門

検体検査 生化学・免疫血清検査部門

血液の血清部分には、体中の組織や臓器から血液中に送られたさまざまな物質が含まれています。これら物質の量は、食事内容や体調などによって多少変化があっても、健康ならばある一定の幅の中におさまっています。しかし組織や臓器に異常や変調があると、その幅をはみ出してしまいます。
そこで、血清に含まれる物質の量を化学的に分析して、病気や変調の可能性を知るのが、血液生化学検査です。免疫血清検査では、抗体に特異的に反応する試薬を用い、その反応を調べることで、抗体の有無や種類を調べます。

生化学・免疫血清室で分析している項目(一部)
肝機能検査 AST・ALT・ALP・LD・r-GTP・ビリルビン・アンモニアなど
腎機能検査 尿素窒素・クレアチニン・尿酸など
脂質検査 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールなど
糖尿病検査 血糖・ヘモグロビンA1c・グリコアルブミンなど
栄養状態 TP・ALBなど
心筋マーカー CK・CK-MB・NTproBNP・トロポニンIなど
感染症検査 肝炎ウィルス・梅毒・HIVなど
免疫検査 リウマチ因子・IgG・IgA・IgMなど
腫瘍マーカー検査 AFP・CEA・CA19-9・CA125・PSAなど
その他検査 甲状腺ホルモン検査・CRP(炎症反応)など

検体検査 輸血検査部門

検体検査 輸血検査部門

輸血検査部門では輸血が安全に実施できるように、24時間体制で輸血関連検査と輸血用血液製剤の管理を行っています。業務安全の取り組みとして、輸血関連検査や血液製剤管理業務はコンピュータシステム化しています。さら電子カルテの携帯端末PDAによる電子認証システムで、患者および血液製剤の認証を行うことを徹底し、取り違えによる輸血事故が起きないように努めています。

輸血検査部門で行なっている主な検査業務は下記のような内容です。

血液型検査 ABO血液型、Rh血液型(D)の血液型判定を行います。
不規則抗体検査 安全な輸血を行うために、輸血に問題となる抗体のスクリーニングと同定を行う検査を行っています。
交差適合試験 患者血液と輸血する血液の適合性を確認する検査。
自己血管理 輸血による副作用などを回避するために、患者様の血液を計画的に貯血して輸血することがあります。

その貯血された血液を24時間温度管理できる保冷庫にて、手術当日まで保管・管理をします。
血液製剤管理 輸血用血液製剤の予約、発注、交差適合試験を臨床検査技師が24時間体制で一元管理を行っています。
輸血副作用の調査 輸血後感染症の予防は、現在可能な限り行われていますが、ときに感染症や免疫反応などの

副作用を起こすことがあります。これらの副作用の調査や検査なども行っています。

検体検査 微生物検査部門

検体検査 微生物検査部門

輸血検査部門では輸血が安全に実施できるように、24時間体制で輸血関連検査と輸血用血液製剤の管理を行っています。業務安全の取り組みとして、輸血関連検査や血液製剤管理業務はコンピュータシステム化しています。さら電子カルテの携帯端末PDAによる電子認証システムで、患者および血液製剤の認証を行うことを徹底し、取り違えによる輸血事故が起きないように努めています。

微生物検査室では以下のような業務を行っています。

一般細菌検査 様々な検査材料から、その病気の原因となる細菌を見つけ、

またその細菌がどのような薬(抗生物質)に効くのかを調べる検査。
抗酸菌検査 結核菌に感染しているかどうかを調べる検査。
遺伝子検査 遺伝子(DNA)を機械で増幅し、短時間で感染の有無を調べる検査。
迅速検査 簡易キットを用いた抗原検出検査。

“感染症診断・治療に貢献できる早期情報提供”をモットーに毎日検査を行っています。また入院加療中の患者さんが、病院内で感染症を起こさないように対策を講じる院内感染防止対策チーム(ICT)メンバーの一員としても一役を担っています。

生理機能検査

生理機能検査

生理機能検査は、患者さんのからだに直接機器を装着したり、超音波を当てたりして、臓器の働きや状態を調べる検査です。
当検査室では、心電図検査、呼吸機能検査、超音波検査、脳波・神経伝導検査などを行っています。

生理機能検査室で行っている検査
①随時検査
分類検査名・所要時間検査内容
心電図 心電図検査
(4~5 分)
・心電図検査……心臓の電気的な活動を記録し、不整脈や心筋の異常などがないかを調べます。
・CV-RR 検査……心拍の間隔の変動を記録し、自律神経の働きを評価します。
・不整脈検査……通常より長く心電図を記録し、脈の乱れがないかを調べます。
呼吸機能検査 肺機能検査
(10~15 分)
検査は「スパイロメーター」という計測機器を用いて行います。鼻をノーズクリップでつまみ、マウスピースを口にくわえながら大きく息を吸ったり吐いたりして、肺の大きさや気道の状態を調べます。
呼吸抵抗検査
(10~15 分)
呼吸をするときの気道・肺の抵抗(空気の通りにくさ)を調べ、呼吸のしにくさの程度を評価します。鼻をノーズクリップでつまみ、間欠的に空気が吹き出すマウスピーを空気が漏れないように口にくわえた状態で、数十秒間安静に呼吸していただきます。
呼気 NO検査
(5~10 分)
吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定し、好酸球性の気道炎症の程度を評価します。喘息の診断や治療効果を判断する際の指標となる検査です。機器のマウスピースをくわえ、一定の強さで約 10 秒間息を吹き込んでいただきます。
その他検査 ABI/PWV検査
(10~15 分)
両腕と両足首の血圧や脈波を測定します。ABI は主に足の動脈の狭窄や閉塞の有無を、PWV は動脈の硬さを評価するための指標です。

*検査には痛みを伴う場合があります。

②予約検査
分類検査名・所要時間検査内容
心電図 加算平均心電図
(10~20 分)
通常の心電図では捉えにくい微小な電位を検出し、繰り返し加算して記録する検査です。心室頻拍などの重篤な不整脈が起こるリスクを評価します。
ホルター心電図検査
記録時間:約 24 時間
(装着・説明:約 15 分
シール状の電極を 5 枚胸に貼り、その電極とコードで繋がれた小型の機械を腰に装着し、約 24 時間連続で心電図を記録します。長時間の記録をするため、不整脈や胸痛時の心電図記録が可能です。記録中の行動は「行動記録表」に記入していただきます。
長時間ホルター心電図検査
記録時間:最長 1 週間
(装着・説明:約 15 分)
最長 1 週間の心電図の連続記録が可能です。安静時心電図や 24 時間ホルター心電図より、日常生活でいつ起きるかわからない不整脈などの発作を検出する確率が高くなります。記録中の簡単な行動を「行動記録表」に記入していただきます。
運動負荷心電図 マスター負荷心電図検査
(20~30 分)
検査用の 2 段の階段を昇り降りし、運動前後の心電図の変化をみる検査です。心臓に負荷をかけ、狭心症などの有無を調べます。
エルゴメーター検査
(20~30 分)
シール状の電極を 10 枚胸に貼り、腕に血圧計を巻き、コードが繋がった状態で自転車のペダルをこぐ運動をします。運動前・運動中・運動後の心電図や心拍数、血圧の変化をみる検査です。通常の安静心電図では見つけられない心臓の異常(主に狭心症、不整脈)の診断に有効です。
心肺運動負荷試験 (CPX )
(20~30 分)
運動中の心臓や肺の機能、運動に使う筋肉の状態を総合的にみて運動耐容能(体力)を評価し、心臓に負担をかけず安全に運動できる範囲を確認します。心不全の重症度や息切れの原因を詳しく調べるためにも行います。シール状の電極を胸に貼り、腕に血圧計を巻き、呼気ガス分析用のマスクを装着した状態で自転車のペダルをこいでいただきます。検査中はマスクをつけて呼気ガスを測定するため、会話することができません。検査担当医師が症状を確認しながら行います。
超音波検査 腹部超音波検査
(肝エラストグラフィを含む)
(15~30 分)
超音波を利用して映像化し、肝臓・腎臓・胆嚢など内臓の病変の有無、大きさなど形態情報を得る検査です。観察部位に検査用のゼリーを塗り、超音波を発生させる器具(プローブ)を当てて検査を行います。

*圧迫に伴う痛みを感じることがあります。
*検査前 4 時間は絶食・絶飲です。
心臓超音波検査

(コントラスト心エコー、運動負荷心エコー、薬物負荷心エコー、経食道心エコーを含む)
(30 分~1 時間)
超音波を利用して、心臓の大きさや形、動きの異常、心臓内の血液の流れをみる検査です。観察部位に検査用のゼリーを塗り、超音波を発生させる器具(プローブ)を当てて検査を行います。通常の心エコー検査以外は、医師の指示・立ち会いのもとで行います。

*圧迫に伴う痛みを感じることがあります。
*経食道心エコーは検査前 4 時間は絶食・絶飲です。
乳腺超音波検査
(15~20 分)
超音波を利用して、甲状腺を観察します。甲状腺やリンパ節の腫大などの頸部病変の有無、それらの位置、大きさ、形、数等を調べます。首に検査用のゼリーを塗り、超音波を発生させる器具(プローブ)を当てて検査を行います。

*圧迫に伴う痛みを感じることがあります。
甲状腺超音波検査
(15~20 分)
超音波を利用して、甲状腺を観察します。甲状腺やリンパ節の腫大などの頸部病変の有無、それらの位置、大きさ、形、数等を調べます。首に検査用のゼリーを塗り、超音波を発生させる器具(プローブ)を当てて検査を行います。

*圧迫に伴う痛みを感じることがあります。
血管超音波検査
(頸動脈15~30 分・下肢1時間・腎動脈30~40 分)
・頸動脈 ……超音波を利用して頸動脈を観察し、血管の太さや血管壁の変化、血管の狭窄、血液の流れなどを調べます。
・下肢静脈……足の静脈を観察し、血液の流れや血栓の有無、静脈瘤の状態などを調べます。
・下肢動脈……足の動脈を観察し、血液の流れや血管の狭窄・閉塞などを評価します。
・腎動脈 ……腎臓の形や大きさ、内部の病変に加え、腎動脈や腎臓内の動脈の血流速度を測定し、狭窄の有無や程度を評価します。

*腎動脈エコーは検査前 4 時間は絶食・絶飲です。
*圧迫に伴う痛みを感じることがあります。
脳波・筋電図検査 脳波検査
(1 時間)
頭皮にクリームで電極を装着し、脳から生じる微弱な電気信号を記録して、脳の活動状態を調べます。痛みはありません。てんかんなどの診断や、脳の機能状態を評価します。検査はベッドに仰向けになり、基本的に目を閉じた状態で行います。検査中に、深呼吸を数分間続けていただいたり、目の前で光を点滅させたりします。睡眠中に現れやすい異常波形を確認するため、医師の指示により睡眠を促す薬を使用することがあります。
聴性脳誘発電位検査(ABR)
(1~2 時間)
音の刺激を与え、耳だけでなくその先の聴神経や脳までうまく伝わっているかを調べる検査です。ベッドに仰向けになり、頭皮にクリームで電極を付けてヘッドホンを装着し「カチカチ…」という音を聞いていただきます。検査中はできるだけリラックスした状態で検査を行います。眠くなればそのまま眠っていただいても大丈夫です。
神経伝導速度検査(NCV)
(30分~1時間)
神経には、脳や脊髄にある中枢神経と、手足などに広がる末梢神経があります。神経伝導速度検査は、手足の末梢神経に電気刺激を与え、その反応を記録して、神経障害の有無や程度を評価する検査です。

*市販の低周波マッサージ機のような刺激で、人によっては痛みを感じる場合があります。
呼吸機能検査 精密呼吸機能検査
(30 分~1 時間)
鼻をノーズクリップでつまみ、マウスピースを口にくわえて検査します。通常の肺機能検査と同じように大きく息を吸ったり吐いたりし、さらに詳しく肺の働き(酸素を体内に取り込む能力など)を調べます。技師のかけ声に合わせて最大限に呼吸していただく必要がありますので、ご協力をお願いします。
その他検査 皮膚科検査(SPP 検査)
(30 分~1 時間)
SPP(皮膚灌流圧)検査とは、皮膚表面の小さな血管の中の血液の流れを見る検査です。下肢虚血の重症度を評価します。ベッドに横になり、測定部位にセンサーを置いて血圧測定用の帯を巻き、圧をかけて一旦血流をとめてから徐々に血圧測定用の帯を緩め血流が再び戻るポイント(皮膚灌流圧)を測定します。

*検査には痛みを伴う場合があります。
鼻腔通気度検査
(5~10 分)
鼻の通りを客観的に評価する検査です。鼻で吸ったり吐いたりして鼻腔の空気の通り具合を測定します。

最終更新日:2026年09月17日

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