「AIの起源からChatGPTに至る現代の技術状況について」の講演会を開催しました
世界中がデジタル化する時代。ChatGPT、メタバース(仮想空間)、自動運転、ウェアラブル(身につけられる端末機器)など、AI(人工知能)により、世の中すべてが変わりつつある現代。
職員のAIについての見識を深めることを目的として、専門家の方をお招きし、講演会を開催しました。
ご講演頂いたのは、SOPPRA 株式会社 代表取締役社長兼CEO 白川基光 様 大阪の地で、いち早くコンピューターソフトの 開発を始めた第一人者の方です。 |
西田 俊朗病院長より 代表取締役社長兼CEO 白川基光 様 のご紹介があり、講演会が始まりました。 |
創業当時の話題から始まった、軽快なトークに 時折、大阪らしいノリ突っ込みもあり 会場からは笑いも漏れる講演会となりました。 |
大阪の町工場の会社として「SOPPRA(ソプラ) 株式会社」を創業した当時は、顧客はそろばんで帳面をつけていた時代、そのすぐ後にアップルコンピューターが開発され、iPhoneの登場から、世の中の変化が急激に加速したと、AIを難しくとらえがちな中、講演会では、簡単な「デジタル化の歴史」にもふれ、時代の流れと共に、少しずつ身近に感じるように工夫されており、専門用語だけではなくわかりやすく、身近な言葉でお話をいただきました。
また天才数学者でAIの父と呼ばれた 「アラン・チューリング」氏や ディープランニングの生みの親と言われた google社AI開発最高責任者の 「ジェフリー・ヒントン」氏についても触れ AIの進化からジャンルの説明 AIで何ができるのか、と興味深く話は進みました。 ChatGPTの実演もありました。 |
講演会の後は質疑応答の時間。「AIの回答が誰かの操作によって方向性の相違が生じることはないか」「ネット上の情報をパラメーターとして勉強しているAIは、著作権に触れないのか」等々。
疑問に思うことや可能性についてなど、挙手が止まりませんでした。
最後に代表は、「AIが考え出してきた答えを、正しく使うことを考える、創造することが必要だ。AIに思想はもてないから、人間が正しい考え方を醸成することが重要である」と話されたのが、印象的でした。
SOPPRA 株式会社 代表取締役社長兼CEO 白川基光 様
この度のご講演をありがとうございました。大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
また遅い時間までご対応いただいたSOPPRA 株式会社 社員の皆様、誠にありがとうございました。