独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院

診療科のご案内

リハビリテーション科

寺川
寺川 晴彦
てらかわ はるひこ
役職
リハビリテーション科診療部長
脳神経内科担当部長(脳血管内科担当)
経歴
1988年 産業医科大学医学部卒業
専門分野
リハビリテーション医学
脳血管障害
神経難病全般
資格
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本脳卒中学会専門医・指導医

特徴

●急性期病院のリハビリテーション科として、リハビリテーション科専門医が各診療科から依頼を受け、疾患や症状に応じたリハビリテーション処方を行っています。処方に基づいて療法士が質の高いリハビリテーション医療を行っています。看護師・薬剤師・MSW等と連携し、患者さんのADL・QOLの維持・改善、早期の家庭復帰・社会復帰に努めています。

●現在スタッフとして、リハビリテーション科専門医2名、心臓血管外科医1名、理学療法士26名、作業療法士6名、言語聴覚士2名、義肢装具士2名、健康運動指導士1名が在籍しています。スタッフのうち心臓リハビリテーション指導士資格を5名、3学会合同呼吸療法認定士資格を12名が取得しています。がんのリハビリテーション研修を28 名が修了し、がんのリハビリテーション領域においても積極的な対応を行っています。またICU重症患者の早期離床にも積極的に取り組んでいます。

●糖尿病患者・透析患者・心不全患者などへの運動指導やドック検診のサポート・健康な方への生活指導等を、健康運動指導士が行っています。


診療内容

●脳血管疾患
脳梗塞・脳出血、パーキンソン病などの変性疾患、種々の神経疾患、高次脳機能障害

●運動器疾患
脊椎疾患・関節疾患・骨折・靱帯損傷、スポーツ外傷など

●呼吸器疾患
肺炎、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪、外科手術の周術期の呼吸機能障害など

●心大血管疾患
急性心筋梗塞や心臓手術後、心不全の増悪、末梢血管閉塞など

●がん
がん治療やがんの進行に伴う身体機能の低下予防、生活機能の維持改善


詳細について

ご紹介

大阪病院のリハビリテーション科は長い伝統があります。スタッフは、
● リハビリテーション專門医2名(内、指導医1名)
● 心臓リハビリ・呼吸リハビリ・ICU担当医1名
● 心臓リハビリテーション専任医1名
● 理学療法士29名
● 作業療法士5名
● 言語聴覚士2名
● 義肢装具士2名
● 健康運動指導士1名
● 事務員2名

脳血管疾患等リハビリテーション料Ⅰ、廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ、運動器リハビリテーション料Ⅰ、呼吸器リハビリテーション料Ⅰ、心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ、がん患者リハビリテーション料の承認を受けています。

医療の進歩の恩恵により、救命できる患者数は増えていますが、後遺症や余病で寝たきりになる患者様の数も増える傾向にあります。

我々のリハビリテーション科は、急性期を中心とした入院患者様に対して、適切な医学管理の下、個々の患者様の状態にあわせた早期訓練を実施しています。人間ドック検診の方については、生活習慣病やロコモティブシンドロームなどに対しての運動指導も実施しています。また、義肢装具士が常駐しており義肢装具の調整・修理への即座の対応や、補助杖の販売なども実施しています。

当院では、リハビリテーションのみを目的とした外来診療は実施していません。

心臓リハビリテーションをご希望の場合には循環器内科を受診され、医師にご相談下さい。


診療内容

理学療法

『理学療法』とは、「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的な動作能力の回復を図るために治療体操などの運動を行わせたり、電気刺激、マッサージ、温熱などの物理的な手段を加える治療法」をいいます。(理学療法士及び作業療法士法 定義より)

当院では、主に急性期(発症後)の脳血管障害、手術後早期の整形外科・外科疾患、その他の病気後の体力低下を有している方を対象に、基本動作能力(寝返り・起き上がり・座る・立ち上がり・立つ・歩くなど)の獲得を目指し理学療法を実施しています。

我々は、医師・看護師・作業療法士・言語聴覚士・ケースワーカー・義肢装具士といった大勢のスタッフチームと組んで、患者様に適切な目標を設定し、訓練を進めています。

作業療法

『作業療法』とは、「身体の障害のある者、またはそれが予測される者に対して、その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて行う治療・指導および援助」をいいます。(日本作業療法士協会 定義より)

当院では、身体障害領域を主として、身辺動作(食事・更衣・トイレ・入浴・整容など)の獲得を目指して治療・訓練を実施しています。

対象は、脳血管疾患(脳卒中;脳出血・脳梗塞など)や、頚髄症、リウマチなど手術後の方、腕や手の骨折・損傷後の方をはじめ、その他、さまざまな障害で日常生活に困られている方を対象に治療・訓練を実施しています。

言語聴覚療法

ことばやコミュニケーションの問題(失語症・構音障害など)で、困っている方が、少しでも意思伝達が楽になるようお手伝い(訓練)します。

義肢装具療法

義肢装具療法とは、個人に合わせて義肢・装具を製作適合し、治療やリハビリテーションのためにこれらを用いることです。義肢とは「切断によって四肢の一部を欠損した場合に、元の手足の形態又は機能を復元するために装着使用する人工の手足」(JIS)のことで義手と義足があります。装具とは「四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具」(JIS)のことで頸椎カラーやコルセット、膝装具などがあります。

当院は義肢装具製作施設のある数少ない急性期病院の1つで、現在、義肢装具士2名と事務員1名で業務を行っています。当院にて処方される治療用装具は整形外科などの手術後に装着するものがもっとも多く、早期離床および早期リハ開始を補助しています。その他フットケア外来において、糖尿病足病変のある患者さんの治療に効果的なフットウェア(足底装具、靴など)を提供しています。
また、障害者総合支援法、労働者災害補償保険法等による義肢装具、補助杖(車椅子、座位保持装置は対応不可)の取り扱いも致しており、常に最新技術を取り入れつつ個々のニーズにあわせた最良の構成を提案し、製作提供しています。

運動指導

健康の維持・増進、もしくは脂質異常症や高血圧などの生活習慣病(メタボリックシンドローム)を指摘された方、日常生活において歩行や階段昇降が困難になり始め、転倒し易い方(ロコモティブシンドローム)などに対して安全かつ効果的な運動プログラムを作成・指導し、運動実施時の注意点などを指導しています。


最終更新日:2022年07月01日