学校法人金蘭会学園千里金蘭大学と独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院との連携・協力に関する協定を締結しました
令和6年7月16日
独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院
学校法人金蘭会学園千里金蘭大学(学長 福嶌 敎偉。以下「千里金蘭大学」という。)と独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院(病院長:西田 俊朗。以下「大阪病院」という。)は、令和6年7月16日付で調印式を行い、連携・協力に関する協定を締結しました。
本協定は、大阪病院のJCHO OSAKA our MISSIONに掲げる「未来の医療を支えるプロッフェショナルを育成し続けます」の下、千里金蘭大学と連携及び協力を効果的かつ円滑に推進するため、研修や人材育成も含めた包括連携であることが特徴です。
【本協定のねらい・目的】本協定は、包括的な連携のもと、教育・医療・健康・福祉等の分野で相互に協力し、地域社会の形成・発展に寄与することを目的としています。
(連携・協力の範囲)
(1)相互の教育及び研究の進展に向けた連携(2)相互の看護職員人材育成に関する連携
(3)千里金蘭大学の学生の就職等に関する連携
(4)医療、健康及び福祉等の課題解決に向けた連携
(5)地域の安全・安心、災害対策に関する連携
(6)相互の施設利用に関する連携
(7)その他必要と認める連携
(学校法人金蘭会学園千里金蘭大学の概要)
「日本に女学校がほとんどない中で、入学試験不合格に泣く女子も多く、どうにかして助けてあげたい」と明治38年の女学校設立より始まり、千里金蘭大学の建学の精神「学び、人の役に立つ」は、金蘭会学園が110年以上前から受け継いできたものです。その精神を培うために、自分の知識や技術を高めるため自ら学び、夢を描き、様々な人と出会いを通じて、社会や人に役立つ女性を育成することを目指しています。令和5年には女性が社会で大きく羽ばたける栄養、教育、看護の3学部体制として出発しました。千里金蘭大学で「命の大切さ」を尊び、人への優しさの心も培ってほしいと願っています。
「金蘭」の名前の由来
古代中国の書物「易経」の「繋辞伝(けいじでん)」にある、「二人心を同じうすればその利きこと金を断つ、同心の言はその臭(かおり)蘭の如し」の一節よりとったものです。
その由来のごとく「社会に尽くしたい」という数名の女生徒たちの活動から生まれた崇高な志は、100余年を経た今でも脈々と受け継がれています。
(独立行政法人地域医療機能推進機構大阪病院の概要)
地域医療機能推進機構は、社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院という3つのグループを統合し、平成26年4月1日に設立された法人で全国に57病院あります。地域医療、地域包括ケアの要として、地域の住民、都道府県・市区町村等の行政、地域の医師会、医療機関、介護施設・事業所、大学等の関係機関と連携し、施設完結型ではなく、地域完結型のシステムを構築しています。中でも大阪病院は、急性期医療を担い専門的かつ高度な医療技術を提供できる体制を確保し続け、地域住民の皆様が安心して暮らせる地域づくりに貢献することを目指しています。
(写真左)
左から 大阪病院 西田病院長、千里金蘭大学 福嶌学長
(写真右)
左前列から大阪病院 島田副院長、谷岡副院長、西田院長、千里金蘭大学 福嶌学長、藤田看護学部長、上田大学事務局長
左後列から大阪病院 細井事務部長、市川院長特任補佐、金子副院長、土井大学事務局次長、寺田大学総務課長