独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院

診療科のご案内

外来治療センター

外来治療センターのご紹介

固形がん(肺がん、乳がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肝・胆・膵がん、婦人科がん、泌尿器科腫瘍など)や炎症性の腸の疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)、関節リウマチなどに対して、外来化学療法を行う部署です。自宅で過ごしながら、通院治療を安心して受けることができるように、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・ソーシャルワーカー・クラークなど他職種で連携し、患者様の生活を包括的な視点で支えることを目標にチーム医療を推進しています。

外来化学療法実施件数(診療科別)

施設概要

リクライニングチェア 13床 
ベッド7床(うち個室1床)

体制

専任の医師、看護師または薬剤師を院内に常時一人以上配置し、患者様からの電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制があります。また、急変時等の緊急時に患者が入院できる体制を確保しています。

外来治療センターに関わる職種

医師

安全に外来化学療法を提供できるように、各診療科医師と連携しています。化学療法を行う前には、必ず、各診療科医師にて診察を行い、体調や検査結果など確認した上で治療を行っています。

看護師

がんの化学療法の経験が5年以上である看護師を常時、配置しています。そのうち、がん薬物療法看護認定看護師1名が在籍しています。
がんの化学療法など点滴治療を受けることで出現する副作用について、患者様の日常生活状況や希望を伺いながら、それぞれに合った副作用ケアなどをお伝えしています。気になる事、困り事などあれば、遠慮なく、ご相談ください。

薬剤師

抗がん薬の調整は、正確・清潔・安全に留意し、「安全キャビネット」という設備を用いて、クリーン下で無菌的に行われています。詳細
また、外来におけるがん化学療法の安全性を確保し、保険薬局との連携を強化する目的で化学療法の実施状況や副作用の発現状況を記載した文書を患者様へお渡ししています(連携充実加算)。詳細

管理栄養士

外来化学療法を受けられる患者様の食生活を支えるため、患者個々の状況に合わせて、きめ細やかな栄養指導を行っています。

IVナースについて

当院では、患者ケアの質向上のため、看護師による抗がん薬投与時の静脈穿刺・CVポート穿刺ができる『IVナース育成プログラム』があります。外来治療センターでは、IVナース育成プログラム修了者6名在籍しております(2024年7月現在)。
患者様からは、「外来治療センターでの待ち時間が短くなった」「自分のことをよく知っている看護師さんが点滴の針を入れてくれるので安心する」などの声をいただいています。

外来治療センターの様子

外来治療センターご利用の流れ

※外来治療センターご利用時は、安心して通院していただくため、看護師によるオリエンテーションを行っております。

最終更新日:2024年08月26日

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