ご紹介

大阪病院の麻酔科はその前身である大阪厚生年金病院の設立の際に京都大学より村山先生が派遣され、その後、米国のVandam教授のもとで研鑽された久保田行男先生が30年以上にわたり、世界一安全な麻酔を追求して、その実績を残されました。
平成5年から久保田先生の愛弟子である豊田芳郎先生が部長として活躍され、平成20年7月から永田昇先生がその後を引き継ぎ、平成24年1月から中谷桂治が、令和5年より山間義弘がその後任として日々の臨床に取り組んでおります。

特徴

当院の年間手術件数は約5000件で、約6割が麻酔科管理症例です。2023年度の総手術件数は5248件で、麻酔科管理症例は3474件でした。

当院麻酔科の特徴として、麻酔の説明や同意書取得などがあまり行われていなかった50年以上前から術前診察を麻酔科診察室で行い、麻酔同意書を取得してきました。術前診察の第一の目的は患者さんの麻酔・手術に対する不安の軽減です。麻酔科常勤医による術前診察を行うことで、麻酔のリスクをご理解いただきながら、患者さんやご家族のご信頼を得られるようにしております。
手術麻酔管理の特徴として、安全な麻酔は言うまでもありませんが、それに加えて迅速な麻酔導入と麻酔覚醒に心掛けております。
ICUの管理も麻酔科医が日中は専任医として従事しており、重症な患者さんの術中から術後をシームレスに対応しています。

現在、麻酔科では、レジデント・スタッフを募集しております。

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