神経精神科

やまもり ひでなが
- 役職
- 神経精神科診療部長
- 経歴
- 1999年 三重大学医学部卒業
- 2004年 大阪大学大学院修了
- 専門分野
- 精神疾患全般
- 資格
- ●精神保健指定医
●日本精神神経学会 精神科専門医・指導医 認知症診療医
●日本総合病院精神医学会 精神科リエゾン専門医・指導医
●日本老年精神医学会 専門医・指導医
●認知症サポート医
●医学博士
特徴
●精神疾患全般への対応が可能です。
●心理検査、認知機能検査によりしっかり評価、診断を行い、治療方針を決定します。
●頭部MRI、脳血流シンチグラム、脳ドーパミントランスポーターシンチ、脳波、等の検査が可能です。
●日本精神神経学会、日本総合病院精神医学会と、日本老年精神医学会の専門医研修施設の認定を受けております。
地域医療機関の先生方へ
精神科の病床がないため、入院が必要な患者さんは近隣の精神科病院への入院を案内させていただいておりますのでご了承ください。
また、精神科救急の対応は行っておりません。
当科は地域医療支援病院の精神科として、かかりつけ医などから、専門的医療が必要な方や、当院身体科での加療において精神症状の治療が必要な方をご紹介いただき、病状が安定した方はかかりつけ医などで引き続き治療を受けていただくようにすることを役割としています。
初診は他医療機関からの予約の患者さん限定とさせていただいております。受診ご希望の際は、まず、かかりつけ医の先生にご相談いただき、 先生を通じてご予約いただきますようお願いいたします。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。
診療内容
●当科外来では地域の皆様に貢献できるよう、精神疾患全般の診療を行っております。
●認知症及び軽度認知障害の診断・治療導入・周辺症状への対応を行っています。アルツハイマー病疾患修飾薬による治療も脳神経内科・放射線診断科との連携のもと行っています。認知症及び軽度認知症以外にも、ストレス因関連症群、不安症群、抑うつ症群、双極症および関連症群、統合失調スペクトラム症および他の精神症群の診断と治療導入、神経発達症群の診断、また、思春期・青年期(高校生以上)の精神疾患の診断・治療導入等、多岐にわたり対応が可能です。
●頭部MRI、脳血流シンチグラム、脳ドーパミントランスポーターシンチ、脳波、等の検査が可能です。
●公認心理師・臨床心理士によるカウンセリング、認知機能検査、各種心理検査も行っています。
これら画像検査、生理検査、認知機能検査、各種心理検査、によりしっかり評価、診断を行い、治療方針を決定します。
●精神保健福祉士が、初めて受診される患者さんにインテーク面接を実施し、お困りの症状や生活の心配事などを伺っています。通院開始後も随時面接を行い、生活問題や社会問題の解決のための相談・支援を行い、地域で安定して生活が送れるよう、地域の関係機関と連携して療養生活の支援をさせて頂きます。
●外来以外では「総合病院の神経精神科」として、他科との連携を重視し、身体疾患により当院他科へ入院中の患者さんに生じた、せん妄、不眠、抑うつ、不安等への診療、身体疾患により当院他科へ入院した精神疾患の患者さんの診療(精神科リエゾン)が重要な役割と考え、診療にあたっております。
●認知症ケアチームのメンバーとして、認知症の緩和ケアの考え方の元、認知症の方が身体疾患のため入院された際の、せん妄・周辺症状への対応、ADLや認知機能の低下が生じないような対応をチームメンバー、病棟看護師とともに行っております。
●緩和ケアチームのメンバーとしても、精神科医の視点から、がん患者さんの症状緩和や精神症状への対応を行っています。
最終更新日:2025年02月27日