皮膚科
たけはら ゆき
- 役職
- 皮膚科診療部長
- 経歴
- 1998年 大分医科大学医学部卒業
- 専門分野
- アトピー性皮膚炎
フットケア
- 資格
- ●日本皮膚科学会皮膚科専門医
特徴
●弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター
●静脈圧迫処置施設基準適合施設
●フットケアチームで他科と連携
●生物学的製剤承認施設
●大阪国際がんセンター・大学病院との連携
●治験
●帯状疱疹ワクチン。
診療内容
●皮膚科疾患全般の診断・治療を行っています。
●フットケアに力を入れており、陥入爪・巻き爪の治療(自費診療を含む)、静脈性の下肢の皮膚疾患、難治性皮膚潰瘍の診療に力を注いでいます。院内フットケアチームでの診療も行っています。
●難治性の蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、乾癬等に対して生物学的製剤での治療が可能です。
●院内外からのアレルギーに関する相談や診療を受けています。(主に成人)
●自費診療として男性型脱毛、帯状疱疹ワクチンが可能です。
診療実績
診療実績(2023年度) | |
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診療実績 | 件 |
総患者数 | 9,211 |
1日平均外来数 | 37.9 |
1日平均入院患者数 | 6.0 |
総新患者数 | 645 |
入院手術数 | 62 |
外来手術数 | 117 |
皮膚生検数 | 257 |
ご紹介
当院は地域医療支援病院に承認されており、地域の中核病院としての役割を担っています。
このため皮膚科も他科と同様に病診連携(当院⇔診療所)、病病連携(当院⇔他病院)を密接にして診療にあたっています。
つきましては
初診の方は、かかりつけ医からの紹介状をお持ちください。
また、かかりつけ医での通院治療を希望される場合はお気軽にご相談ください。お近くの皮膚科を紹介させていただきます。
診察は紹介状をお持ちの方、症状の重い方、再診予約をお持ちの方が優先となりますので、紹介状をお持ちでない方、再診予約をお持ちでない方には長時間お待たせすることが多くなっております。
誠に申し訳ございませんがあらかじめご了承ください。
また予約をお持ちの方でも緊急入院、処置など診療状況によりましては、予約時間よりもお待たせすることがありますが地域の中核病院としての特性上あらかじめご容赦ください。
外来の特徴
- 近隣のクリニックからのご紹介いただいた患者さんを中心に診療しています。
- 皮膚科一般のほか、完全予約制の専門外来を設け、時間に余裕をもって診療にあたれるようにしています。
<専門外来>
○ フットケア外来(水・木): 午後中の皮膚科外来受診後、担当医が予約をとります。
入院の特徴
診療内容
- 難治性皮膚潰瘍に対しては超音波血流計、ABI、皮膚潅流圧、血管エコー、CTアンギオグラフィー、MRアンギオグラフィーなどを用いた原因の検索、病態の評価を行い治療しています。糖尿病や閉塞性動脈硬化症に伴う重症下肢虚血では循環器内科、形成外科と連携をとり治療方針を決めています。
関節リウマチや強皮症など膠原病に伴う皮膚潰瘍は膠原病外来、整形外科と連携して治療にあたっています。 - フットケア外来では糖尿病性壊疽による足切断の予防を目的に、主に糖尿病性足病変ハイリスク患者さん(糖尿病性多発神経障害、閉塞性動脈硬化症、足潰瘍、切断の既往)を対象として、リスクの評価と定期的なフットチェック、フットケアを行っています。
- 接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎では適宜、血液検査やプリックテスト、標準・金属アレルゲンなどによるパッチテストにて原因や増悪因子の検索を行い、生活環境の改善もはかっています。
- アナフィラキシーや蕁麻疹の原因精査は入院の上、プリックテスト、誘発試験を行っています。
- 尋常性乾癬では生物学的製剤、光線療法、内服治療、外用療法から患者さんと相談し治療にあたっています。光線療法は当院ではターゲット型エキシマライト、全身型ナローバンドUVB/UVA照射器での治療が可能です。
- 皮膚腫瘍: 表在エコーやダーモスコピーによる補助的診断も行っています。皮膚生検や腫瘍摘出術と病理組織診断を行っています。
- 陥入爪、巻き爪: 極力、爪を温存する方針で治療しています。コットンパッキング法、ガター法、人工爪、弾性ワイヤー、巻き爪矯正法などから患者さんと相談の上、最適な治療法を選択しています。(自費診療になるものもあります)
- その他: 液体窒素によるイボや腫瘍の治療を行っています。高周波ラジオ波メスによる切開排膿やデブリードマン、腫瘍の切除を行っています。難治性円形脱毛症に対してはSADBEやステロイドハーフパルス療法も行っています。壮年性脱毛症には内服薬の処方(自費診療)が可能です。帯状疱疹予防ワクチンも行っています。
最終更新日:2024年11月08日