お知らせ<ワクチン・渡航外来>
黄熱ワクチン接種開始のお知らせ
黄熱は南米とアフリカに存在する感染症で、流行地へ渡航する際の入国審査時に予防接種国際証明書の提示を求められることがある感染症です。日本国内でも黄熱ワクチン接種を行う医療機関は限られていますが、2025年4月よりJCHO大阪病院も大阪検疫所の巡回診療により、大阪府で3か所目、近畿圏で4か所目の黄熱ワクチン接種医療機関として登録されることになりました。
黄熱ワクチン接種は年末年始・祝日を除く毎週水曜13:30~14:30に実施します。
4月9日(水)から接種開始予定で、3月17日(月)9時よりオンラインで申込みの受付を開始いたします。(電話での申込みは受け付けていません)
黄熱ワクチン接種が有効になるのは接種から10日後ですし、最近は近畿圏では直近の予約が取りづらい状況にあるため、お早めの申込みをお勧めいたします。
黄熱ワクチン接種を考えている方は、こちらの「黄熱ワクチンを受けられる方へ」の説明をよく読んだ上で申込みにお進み下さい。
黄熱ワクチン接種申込みはこちら
ムンプス(おたふく)ワクチン 接種中止のお知らせ
製造メーカーでのトラブルにより、ムンプス(おたふく)ワクチンが限定出荷となっています。。
当院では小児への定期接種での使用を優先するため、ワクチン・渡航外来での海外渡航者や医療従事者などの成人向けのムンプスワクチン接種は中止とさせていただきます。
成人向け接種再開の際は、またご案内致します。
20価肺炎球菌ワクチン プレベナー20 接種開始のお知らせ
20価肺炎球菌結合型ワクチンであるプレベナー20が日本でも発売開始となりました。これまで使用されていた13価ワクチン(プレベナー13)は販売中止となるので、13価ワクチンから20価ワクチンに切り替わることになります。
プレベナー20は10月からは小児の定期接種に使用可能となっています。
また、定期接種・保険適応でのニューモバックス接種の対象外ながら、肺炎球菌感染症のリスクが高い基礎疾患(糖尿病、慢性肺疾患、アルコール依存症、慢性心疾患、慢性肝疾患、透析、自己免疫性疾患、抗癌剤・ステロイド・免疫抑制剤・生物学的製剤使用者、造血幹細胞移植後など)をお持ちの方もプレベナー20の良い接種対象となります。
肺炎球菌ワクチンについての詳細はこちらを御覧ください。
「麻疹ワクチン 流通再開のお知らせ」
今年はじめより製造メーカーでのトラブルで麻疹ワクチンの流通が止まっています。
麻疹ワクチンの接種が必要な方は代わりに麻疹風疹混合ワクチンを接種する必要がありますが、
こちらも流通が逼迫しており、成人向けに確保できるのは少数となっています。
そのため、しばらくは引き続き麻疹風疹混合ワクチンの接種は予約制とさせていただきます。
当日ワクチン・渡航外来を直接受診しても接種できない可能性がありますので、
接種希望の方は事前に予約をお願いいたします。
制限解除の際は、またご案内致します。
最終更新日:2025年04月17日