独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院

特殊外来

お知らせ<ワクチン・渡航外来>

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
キャッチアップ接種 10月以降の取り扱いのお知らせ

子宮頸がんを予防することができるHPVワクチンは、誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日の女性に対して、2025年3月末までは住民票のある自治体の医療機関で、公費によって無料で接種を受けることができる事業を実施中です。(HPVワクチンキャッチアップ接種)
キャッチアップ接種の対象者は3回の接種を受けることが可能です。
当院では最も効果の高い9価ワクチン(シルガード9)を使用しています。

2回目接種は初回接種から2ヶ月後、3回目接種は初回接種から半年後が目安ですが、接種を急ぐ場合は2回目接種は初回接種から1ヶ月後、3回目接種は2回目接種から3ヶ月後まで短縮することができます。

厚生労働省 HPVワクチンに関する10月以降の接種スケジュール等の取扱いについて

https://www.mhlw.go.jp/content/001308387.pdf

この通知に従えば、11月いっぱいまでは3回とも無料で接種することが可能です。また、1回か2回しか接種できなかった場合も2025年3月末までに接種した分は公費の対象なので無料となります。

自費で接種すれば10万円ほどする高価なワクチンなので、キャッチアップ接種の対象ながらまだ接種していない方は是非ともこの機会をお見逃しなく!

子宮頸がんとHPVワクチンについての詳細はこちらを御覧ください。

RSウイルスワクチン「アブリスボ」接種開始のお知らせ

妊娠24~36週の妊婦に1回接種することで、生後半年までの新生児・乳児の重症なRSウイルス感染を減らすことができるRSウイルスワクチン「アブリスボ」が日本でも使用できるようになりました。「シナジス」や「ベイフォータス」などの適応とはならない新生児・乳児に対する生後半年までのRSウイルス感染症の予防に寄与することが期待されています。
また、60歳以上の高齢者のRSウイルス感染症の予防にも使用することが可能です。

1回:32500円で、現時点では国や自治体からの接種費用の補助はありません。
当院で妊婦健診を受けられている方は、1回:29500円に割引させていただきます。
接種希望者が増えてくるまでは、完全予約制での接種とさせていただきます。

RSウイルスの予防についての詳細はこちらを御覧ください。

「麻疹ワクチン 流通再開のお知らせ」

今年はじめより製造メーカーでのトラブルで麻疹ワクチンの流通が止まっていましたが、4月終わり頃より流通が再開されました。麻疹ワクチン・麻疹風疹混合ワクチンのいずれも少しずつ入荷してきており、成人向けにも接種が可能となっています。
ただし、まだ在庫が潤沢ではない状況ですので、接種希望者が殺到すると受診してみたが在庫がないということになりかねません。そのため、しばらくは引き続き麻疹ワクチンの接種は予約制とさせていただきます。
当日ワクチン・渡航外来を直接受診しても接種できない可能性がありますので、接種希望の方は事前に予約をお願いいたします。
制限解除の際は、またご案内致します。

「ワクチン渡航外来 休診のお知らせ」

担当医の夏季休暇に伴い、10月21日(月)、10月24日(木)は休診となります。

最終更新日:2024年10月03日

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